3回(かい)から5回は再生可能(さいせいかのう)といわれる紙(かみ)。古紙(こし)の配合率(はいごうりつ)を変(か)えたり、使(つか)う古紙の種類(しゅるい)を変えることによって、用途(ようと)の違(ちが)うさまざまな紙製品(かみせいひん)へと生(う)まれ変わっていきます。ですので、きちんと分別(ぶんべつ)して回収(かいしゅう)されることが大切(たいせつ)なのです。
日本(にほん)では今(いま)、製紙原料(せいしげんりょう)の約(やく)6割以上(わりいじょう)を古紙(こし)が占(し)めています。家庭(かてい)から、オフィスから、工場(こうじょう)からと古紙はさまざまなルートを経(へ)て集(あつ)められ、製紙工場(せいしこうじょう)でも再生技術(さいせいぎじゅつ)を飛躍的(ひやくてき)に進歩(しんぽ)させ古紙を利用(りよう)してきました。しかし、せっかく築(きず)いてきた「紙(かみ)リサイクルの輪(わ)」も、わたしたちひとりひとりが参加(さんか)しなければ、きちんと回(まわ)っていきません。まだまだ捨(す)てられている多(おお)くの紙を、ぜひ「リサイクルの輪」にのせてください!